イースターは「自分の中の考え」が世界へと広がっていく季節と言えるかもしれません。
宮沢賢治の「林と思想」の中にもこんな一説があります。
あすこのとこへ
私のかんがえが
ずいぶん早く流れていって
みんな
とけこんでいるのだよ・・・・・
もしかすると今週は私の「かんがえ」が、狭い自分の心から世界に広がり、新緑の若葉たちの中に溶け込んでいるのかもしれません。
私たちは若葉の中にいるからこそ、自然界の生命の誕生を心から喜べるのではないでしょうか?
新緑の山々の中に自分の「かんがえ」が溶けこむ中で、私たちと世界が、かすかにつながっっているのかもしれません。