東京賢治シュタイナー学校 5年生の植物学
東京賢治シュタイナー学校、5年生の植物学の黒板画です。
シュタイナー教育では、植物の授業をするとき、必ず太陽の光について、先生は話します。
そして大地の様子と、それらを取り巻く、水や風や風景について話をします。
あるシュタイナー学校の高等部の生物の先生は、百合の花一輪を説明したかったら、崖全部を教室に持ってこなければいけない、とお話しされました。なぜなら、それらをすべて合わせて、植物と言えるからです。
そして、様々な植物の種類を学んだあと、美しい絵をノートに描いてまとめます。
そのあと、自分から喜んで、キノコやつくし、そしてチューリップやバラの花を見に行き、更にいろいろなことを植物のなかに発見します。
このように豊かな学びをしていくことで、植物学の授業が子供たちの心の栄養になっていくのです。
もしかしたらこの春の時期、心の中にも、小さな芽が顔を出しているのかも知れませんね✨