立川にあるシュタイナー教育を実践する東京賢治シュタイナー学校で働く教師が、シュタイナー教育や学校の様子、イベントなどを日々更新

東京賢治シュタイナー学校で働く教師のブログ

立川にある東京賢治シュタイナー学校で働く教師たちが、シュタイナー教育や学校の様子を日々更新!

東京賢治シュタイナー学校 5年生の植物学

東京賢治シュタイナー学校、5年生の植物学の黒板画です。

 

f:id:tokyokenji:20170427213000j:image

 

シュタイナー教育では、植物の授業をするとき、必ず太陽の光について、先生は話します。

 

そして大地の様子と、それらを取り巻く、水や風や風景について話をします。

 

あるシュタイナー学校の高等部の生物の先生は、百合の花一輪を説明したかったら、崖全部を教室に持ってこなければいけない、とお話しされました。なぜなら、それらをすべて合わせて、植物と言えるからです。

 

そして、様々な植物の種類を学んだあと、美しい絵をノートに描いてまとめます。

 

そのあと、自分から喜んで、キノコやつくし、そしてチューリップやバラの花を見に行き、更にいろいろなことを植物のなかに発見します。

 

このように豊かな学びをしていくことで、植物学の授業が子供たちの心の栄養になっていくのです。

 

  もしかしたらこの春の時期、心の中にも、小さな芽が顔を出しているのかも知れませんね✨

 

f:id:tokyokenji:20170427213019j:image
f:id:tokyokenji:20170427213042j:image